CBC賞
推奨馬実績
レース傾向分析
CBC賞は夏のスプリントシリーズに位置付けられる古馬重賞で、中京芝1200m・右回りの急坂のあるコースが舞台。出走資格は3歳以上の混合ハンデ戦で、フルゲート18頭の混戦になる年が多い。北九州記念やセントウルSへ続く夏スプリント路線の主要戦のひとつで、スタートの俊敏さと、最後の坂を駆け上がるパワーが同時に求められる。58kg超のトップハンデを背負ったG1級と、48〜52kgで参戦する3歳・上がり馬がぶつかる構図は、ハンデキャッパーの腕の見せどころでもある。
ペースは前半3F32〜33秒台、上がり3F33〜34秒台と中山1200mに比べて締まったラップを刻みやすく、良馬場での勝ち時計は1分06〜07秒台が中心。特筆すべきは2022年テイエムスパーダ(今村聖奈騎手)の1分05秒8で、芝1200mのJRAレコード級の決着になった。中京名物の坂が結果に直結するため、平坦巧者よりも坂をこなせるパワー型が好走しやすい一方、2017年シャイニングレイ(雨・北村友一騎手)の1分08秒0、2019年レッドアンシェル(不良・福永祐一騎手)の1分09秒8のように、馬場が湿ると一段時計が締まる。
過去10年では、テイエムスパーダのレコード走に加え、レッドファルクス(2016年・M.デムーロ騎手)が後にスプリンターズSを連覇する出世レースとなった例が目立つ。アレスバローズ(2018年・川田将雅騎手)も小倉夏のローカルスプリント路線で重賞2勝を挙げる存在で、ローカル巧者の好走パターンが繰り返されている。一方、ファストフォース(2021年・鮫島克駿騎手)はこの勝利を足掛かりに後の高松宮記念馬まで駆け上がっており、ここで重賞デビューを決めた馬がG1戦線まで突き抜けるケースも珍しくない。ハンデ・脚質・中京コース適性を軸に、想定ペースに沿って絞り込む形が攻略の出発点になる。