2026年 レース的中率
72.3%
菊花賞は3歳牡馬クラシックの最終戦で、極限のスタミナと折り合いの巧みさが同時に問われるG1。京都芝3000mを2周する独特のレイアウトで、淀の3000mを乗り切る精神力と距離適性が要求される。皐月賞・東京優駿を経た一線級と、夏のセントライト記念・神戸新聞杯を勝ち上がった上がり馬が交わるフルゲート18頭の重厚な舞台。
良馬場での勝ち時計は3分02〜06秒台と幅があり、テン3F・上がり3Fともに35〜37秒台で推移するスローからミドルの流れが基本。2017年の不良馬場では3分18秒9というスーパースロー戦になるなど、馬場による時計の振れ幅が大きい点が他のG1と異なる特徴。長距離戦らしくロングスパートの形になりやすく、4角でどの位置に付けるかが結果に直結する。
象徴的なのは2020年のコントレイル(福永祐一騎手、3分05秒5)の無敗三冠、2016年のサトノダイヤモンド(ルメール騎手、3分03秒3)、2018年のフィエールマンと、世代の頂点を決める一戦らしく王道路線の主役が制する年が多い。一方で2017年のキセキ(M.デムーロ騎手)は不良馬場の波乱を制し、2021年のタイトルホルダー(横山武史騎手)は皐月賞2着からの逃げ切りと、馬場や展開で番狂わせも起こりやすい。鞍上はルメール騎手が複数勝利と好相性で、神戸新聞杯やセントライト記念の上がり時計、京都3000mを意識したスタミナ寄りの臨戦過程を持つ馬を中心に据えるのが定石となっている。