2026年 レース的中率
72.3%
アルテミスステークスは秋に東京芝1600mで組まれる2歳牝馬限定G3で、阪神ジュベナイルフィリーズや翌年の桜花賞・オークスへとつながる重要な出世レース。東京1600の長い直線でしっかり末脚を伸ばせる素質が問われ、デビュー2〜3戦目の素質馬が中心。出走頭数は10〜16頭で組まれることが多く、初の重賞挑戦となる馬が顔をそろえる。
良馬場での勝ち時計は1分33〜34秒台前半。ペースは35〜36秒‐33〜34秒のミドルからやや後傾の流れになりやすく、上がり3F33秒台の決め手を持つ馬が中心になる。2023年のチェルヴィニアが1分33秒6、2024年のブラウンラチェットが1分33秒8といずれも33秒台後半の上がりで差し切っており、瞬発力勝負の傾向が強まっている。馬場が渋ると2025年のように稍重で1分33秒8と時計が掛かることもあり、その時は先行勢にもチャンスが回る。
過去10年で最大の出世馬は2020年のソダシ(吉田隼人騎手、1分34秒9)で、その後阪神JFを制してG1へと駆け上がった。同様に2017年のラッキーライラック(石橋脩騎手)、2021年のサークルオブライフ(M.デムーロ騎手)もG1馬へと成長している。2023年のチェルヴィニア(ルメール騎手)はその後オークスと秋華賞を制覇し、近年は阪神JFよりオークス路線で輝く馬も多く輩出する傾向。2024年のブラウンラチェット、2025年のフィロステファニ(川田将雅騎手)と、毎年世代上位の素質馬が集う一戦であり、デビュー戦の上がり時計と東京1600への適性、母の血統背景まで含めて2歳女王候補を絞る楽しみがある。