2026年 レース的中率
72.3%
東京ハイジャンプは秋に東京の障害3110mで行われる障害G2で、12月の中山大障害につながる重要な前哨戦。飛越の確実性と長距離スタミナが問われ、東京競馬場の障害コースは平地寄りの広いレイアウトのため、平地競馬の脚力も要求される。出走頭数は8〜12頭立てが標準で、障害戦特有の縦長の流れになる。
良馬場なら勝ち時計3分24〜28秒台が標準で、2024年のジューンベロシティが3分24秒8を記録するなど、近年は時計レベルが上がっている。馬場が渋ると2023年のマイネルグロンの3分32秒0、2017年のオジュウチョウサンの3分32秒5のように一気に時計が掛かり、力差と道悪適性で序列が入れ替わる。障害競走特有のラップは平地よりも前半が緩く、4〜5コーナー以降の押し上げで決着が決まる傾向が強い。
過去10年で最も象徴的なのはオジュウチョウサンの2016〜2017年連覇(石神深一騎手)で、2017年は重馬場の中3分32秒5で勝ち切り、その後障害界の絶対王者として歴史を作った。2024〜2025年もジューンベロシティ(高田潤騎手)が連覇しており、舞台適性のある馬は何年もここで上位を独占する傾向が顕著。一方で2020年のメイショウダッサイ(森一馬騎手)はその後中山大障害を制覇するなど、ここをステップに使った馬がJ.G1へ駒を進める例も多い。飛越の安定感に加え、東京の長い直線で平地脚を使える馬を中心に据えるのが定石となっている。