2026年 レース的中率
72.3%
サウジアラビアロイヤルカップは秋の東京芝1600mで争われる2歳G3で、朝日杯フューチュリティステークスやNHKマイルカップへつながるマイル路線の登竜門。広い東京コースで先行力と末脚を両立できる完成度が問われ、新馬・未勝利を勝ち上がったばかりの素質馬が顔をそろえる。出走頭数は7〜10頭の少頭数で組まれることが多く、能力上位馬が順当に上位を占める傾向がある。
良馬場なら勝ち時計1分32〜33秒台が標準で、ペースは35秒台前半‐33〜34秒台のミドル〜やや後傾の流れが基本。上がり3F33秒台の脚を繰り出せる差し馬が中心になりやすい。一方、2020年のように雨で不良まで悪化すると1分39秒台まで時計が掛かり、序列が一気に入れ替わる。少頭数戦らしく前後半が緩めば前残りも残るため、騎手の進路取りが結果を大きく左右する点に注意したい。
過去10年で象徴的なのは2019年のサリオス(石橋脩騎手、1分32秒7)で、その後朝日杯FSを制してG1馬へと駆け上がった。2020年のステラヴェローチェ(横山典弘騎手)は不良馬場の波乱を制し後の神戸新聞杯を勝利、2022年のドルチェモア、2023年のゴンバデカーブース(松山弘平騎手、1分33秒4)も後の重賞戦線で結果を残している。2025年は坂井瑠星騎手のエコロアルバが小雨の良馬場で1分33秒8をマークしており、人気どおりの年と波乱の年が交互に訪れる印象。新馬戦の上がりタイムと当日の馬場発表を見たうえで、好位から運べる素質馬を中心に組み立てる形が定着している。