レース的中率
72.5%
(50 / 69 レース)
神戸新聞杯は阪神芝で争われる3歳限定G2で、菊花賞への王道トライアル。施行距離は阪神改修などの事情で2400mと2200mを行き来してきたが、いずれもダービーで結果を残した素質馬の始動戦としての色合いが濃い。フィールドは8〜18頭まで年により幅があり、関東・関西のダービー上位組や夏に成長した上がり馬が交差する構成になる。
距離別の傾向を見ると、2400m開催では勝ち時計2分23〜26秒台、2200m開催では2分11〜18秒台が標準で、いずれも前半3Fは35〜37秒台のスローから後半勝負に流れ込みやすい。2021年ステラヴェローチェ(吉田隼人騎手・2分18秒0)のように不良馬場では時計を要する持続戦に変わり、瞬発力よりスタミナ寄りの素質が問われる。一方、良馬場では3〜4コーナーで進出してそのまま押し切る形が定番で、上位人気の信頼度はおおむね高い。
過去10年では2020年コントレイル(福永祐一騎手・2分12秒5・2200m)が無敗の三冠への足がかりとして勝利し、2017年レイデオロ(ルメール騎手・2分24秒6)はダービーに続く重賞連勝で世代の中心に立った。2016年サトノダイヤモンド(ルメール騎手・2分25秒7)も同年の菊花賞を制覇しており、ルメール騎手は2019年サートゥルナーリア(2分26秒8)と合わせて3勝。2018年ワグネリアン(藤岡康太騎手)や2023年サトノグランツ(川田将雅騎手・2分23秒5)も2400mの良績馬として記憶に残る。2025年はエリキング(川田将雅騎手)が2分26秒4で勝利し、川田将雅騎手は2勝目を加えた。ダービー上位組の地力と、夏に上がってきた素質馬の伸びしろを天秤にかけ、距離適性を慎重に見極めたい。