2026年 レース的中率
72.3%
キーンランドカップは札幌芝1200mで争われる夏のG3で、秋のスプリンターズSに直結する前哨戦としてスプリント路線の主役級が顔を揃える。洋芝のパワーとテンの速さが両方求められ、フルゲート16頭で組まれる年が多い。札幌の小回りコースゆえに枠順とスタートの五分以上のダッシュ力が結果を大きく左右する舞台でもある。
良馬場なら勝ち時計は1分07秒台後半〜08秒台前半に収まり、テンの3Fは33秒台前半まで沈む高速決着になりやすい。前傾ラップに対応できる先行・好位差しが基本だが、2020年(エイティーンガール・1分10秒6)や2023年(ナムラクレア・1分09秒9)のように馬場が重くなるとパワー寄りの末脚比べに変わり、洋芝経験のある馬が一気に浮上する。直線で内外どちらの伸びが目立つかは前日までの傾向で見極めたい。
過去10年では2019年ダノンスマッシュ(川田将雅騎手・稍重1分09秒2)、2023年ナムラクレア(浜中俊騎手・重1分09秒9)、2024年サトノレーヴ(レーン騎手・1分07秒9)といったG1勝ち負けの馬が舞台適性を見せ、当レース勝ち馬がそのままスプリンターズSで好走するケースが目立つ。2025年パンジャタワー(松山弘平騎手・1分08秒2)も含め、毎年フルゲート16頭の混戦から実力馬が抜け出す構図が定着している。鞍上はルメール騎手が2017年エポワス・2022年ヴェントヴォーチェで2勝と相性が良く、川田将雅騎手・松山弘平騎手といったスプリント巧者の名も並ぶ。函館スプリントSや北九州記念の上位組と、洋芝で結果を残してきたタイプを重ねるのが定石になっている。