2026年 レース的中率
72.3%
クイーンステークスは夏の札幌開催で組まれる古馬牝馬重賞で、札幌芝1800m・洋芝の小回りコースが舞台。出走資格は3歳以上の牝馬限定別定戦で、毎年11〜14頭立てになる。秋の府中牝馬Sやエリザベス女王杯を見据える有力牝馬と、夏に成長してきた条件馬が顔を揃え、洋芝適性と1800m前後の総合力が同時に問われる構成になっている。
良馬場での勝ち時計は1分45秒台後半〜1分47秒台が標準で、2017年アエロリット(横山典弘騎手)の1分45秒7や2020年レッドアネモス(吉田隼人騎手)の1分45秒9が高速決着の代表例。ペースは前半34〜36秒台のミドル、上がり3F34〜35秒台前半が中心で、3〜4コーナーで早めに動ける機動力タイプが結果を残しやすい。一方、稍重まで渋った2024年コガネノソラ(丹内祐次騎手)は1分47秒4と一段時計が掛かり、洋芝のパワー要素が浮上した。札幌の小回りはインを離さない立ち回りが奏功する場面が多く、枠順の評価も予想に組み込みたい。
過去10年で記憶に残るのは、ディアドラ(2018年・ルメール騎手)の勝利で、後にナッソーS(英G1)を制するなど国際舞台での飛躍に繋がる勝ち星となった。アエロリット(2017年・横山典弘騎手)は同年のNHKマイルCに続く重賞2勝目、テルツェット(2021・2022年)の連覇は札幌牝馬重賞のリピーター適性を示す好例である。川田将雅騎手はミッキーチャーム(2019年)とアルジーヌ(2025年)で2勝を挙げており、洋芝中距離の手綱の上手さが光る。札幌コース実績と過去のG2/G3牝馬重賞での着順を縦軸に、距離経験と臨戦過程を組み合わせて軸候補を選ぶ流れが王道になる。