2026年 レース的中率
72.3%
関屋記念は夏の新潟開催で組まれる古馬マイル重賞で、新潟芝1600m・直線659mの長い外回りコースが舞台。出走資格は3歳以上の混合別定戦で、毎年14〜18頭立てに近いフィールドが組まれる。長い直線で末脚を爆発させるキレと、コーナー2回でロスなく運ぶ立ち回りの両立が問われ、安田記念路線から夏休みを取った古馬マイラーや、3歳の上がり馬、府中マイル巧者が顔を揃える。
良馬場での勝ち時計は1分31秒台前半〜1分32秒台後半が標準で、2025年カナテープ(キング騎手)の1分31秒0、2018年プリモシーン(北村宏司騎手)の1分31秒6が高速決着の代表例。ペースは前半34〜35秒台のミドル、上がり3F33〜34秒台前半とキレ味勝負になりやすい。新潟外回りの直線が長いだけに、4コーナーで包まれずにスムーズに進路を確保できるかが結果を左右する。一方、稍重まで渋った2022年ウインカーネリアン(三浦皇成騎手)は前半36秒台のスローを単騎で支配して逃げ切り、馬場と逃げ馬の数次第で立ち回り型の比重も変わる。
過去10年で目を引くのは、戸崎圭太騎手のアヴェラーレ(2023年)・サトノアーサー(2020年)・ヤングマンパワー(2016年)の3勝、ロータスランド(2021年・田辺裕信騎手)が後にマイルCSで好走するなど、出世レースとしての側面もある。一方、マルターズアポジー(2017年・武士沢友治騎手)の単騎逃げ切りや、ヤングマンパワー(2016年)の差し切りなど、王道路線の格付け馬以外が浮上する余地もしっかり残されている。新潟外回りでの末脚実績と、想定ペースに対する位置取りの噛み合いを中心に、ハンデのない別定戦らしく、純粋なマイル適性で並べる軸選びが王道となる。