2026年 レース的中率
72.3%
シリウスステークスは阪神ダートで争われる秋初頭のG3ハンデ戦で、施行距離は1900mと2000mを行き来してきた中距離ダートの主要レース。ダートでのスタミナとパワーが問われ、3歳以上の古馬が斤量差を背負って激突する構成になる。フィールドは11〜16頭が中心で、JBCクラシックやチャンピオンズC、東京大賞典に向かう中堅勢の始動戦としての位置付けが強い。
ペース傾向はダート2000m施行年で前半3F34〜37秒台、後半3F36〜38秒台と流れがそれほど速くならず、勝ち時計は2分01〜04秒台が標準。1900m施行年では1分57秒台に締まる持続ラップが組まれやすく、好位差し〜先行押し切りに脚質の比重が振れる。2018年(オメガパフューム・不良2分01秒5)のように馬場が悪化するとパワー型がさらに浮上し、ハンデ差で軽量馬が浮き上がる年も少なくない。
過去10年では2018年オメガパフューム(和田竜二騎手・不良2分01秒5)がその後東京大賞典4連覇を達成する出世のきっかけを得、2020年カフェファラオ(ルメール騎手・1分57秒8)は翌春のフェブラリーSを制した。2022年ジュンライトボルト(石川裕紀騎手・1分57秒7)もチャンピオンズCで戴冠しており、ダートG1馬の登竜門としての性格が顕著。2023年(2分04秒4)・2024年(1分57秒1)は岩田望来騎手のハギノアレグリアスが連覇を達成し、中距離ダートでの完成度を示した。2025年はホウオウルーレット(岩田康誠騎手・2分04秒8)が勝利し、岩田姓のダート巧者が舞台を支配する構図が続いている。中央交流のJpnⅢ組や前年の同条件好走馬を軸に、ハンデ差を活かせる末脚タイプを相手に押さえる組み立てが定石になる。