2026年 レース的中率
72.3%
札幌2歳ステークスは札幌芝1800m洋芝で組まれる夏終盤の2歳重賞で、北海道シリーズの締めくくりを飾る。洋芝の適性とスタミナが早くから試される一戦で、フィールドは10〜14頭。ここを使ってクラシックを狙う素質馬が集まることから「出世レース」として知られ、関東・関西・地方の有力2歳が混戦を演じる構成になりやすい。
ペースは前半36〜38秒台と緩く流れ、後半3Fは36〜37秒台に揃うことが多く、勝ち時計は良馬場で1分48〜50秒台、稍重〜重に渋ると1分50〜51秒台に伸びる。全体に上がりの絶対値が出にくいため、瞬発力一発より持続力で押し切るタイプが好走しやすい構造。直線が短い小回りの札幌コースゆえに、3〜4コーナーで進出して粘り込む競馬が決まりやすく、後方一気は届きにくい。
過去10年では2020年ソダシ(吉田隼人騎手・1分48秒2)が無傷の3連勝で阪神JF・桜花賞へ駆け上がり、レース史でも屈指の高速決着を演じた。2021年ジオグリフ(ルメール騎手・1分49秒1)は翌春の皐月賞馬になり、2024年マジックサンズ(佐々木大騎手)は重馬場で1分50秒3、2025年ショウナンガルフ(池添謙一騎手)は12頭立ての少頭数を制した。2018年ニシノデイジー(勝浦正樹騎手)も後の重賞戦線で活躍するなど、勝ち馬の出世率は高い。鞍上ではルメール騎手が2017年ロックディスタウン・2021年ジオグリフで2勝。新馬戦の内容と、洋芝の重い馬場に耐えうるパワー、未経験距離への対応力をセットで見極めたい。