2026年 レース的中率
72.3%
中京記念は夏の中京芝1600mで争われるハンデG3で、トリッキーな下り坂と長い直線を兼ね備えた中京コース特有の機動力と差し脚が問われる。3歳以上のオープン馬が中心で、近年は4〜6歳の充実期にある古馬が上位を占める傾向。コース改修や開催回りの都合で2021〜2024年は芝1800mで施行された経緯もあり、距離変動への対応力も問われた。
近年の1600m開催を見ると、勝ち時計は良馬場で1分32秒3〜33秒0と高速寄りで、上がり3Fが33秒台後半まで伸びる差しが届きやすい。一方で2019年のように稍重に渋ると1分33秒6、上がりも35秒台にかかる持久戦になり、中団待機より好位確保が活きるレースに変わる。直線500m超を生かす差し馬と、3〜4コーナーで動ける機動力ある先行馬の双方にチャンスがある。
10年の歴史を振り返ると、2018年のグレーターロンドン(田辺裕信騎手)と2025年のマピュース(横山武史騎手)がともに1分32秒3でレースタイムを更新する内容を残し、2023年のセルバーグ(松山弘平騎手・1分33秒0)は3コーナーから動く立ち回りで押し切った。1800m時代を含めて松山弘平騎手は2019年グルーヴィットと合わせて2勝と相性が良く、2024年アルナシーム(横山典弘騎手)の1800m勝利も世代をまたぐ巧者の存在を示している。2020年メイケイダイハード(酒井学騎手・1分32秒7)も人気薄からの逃げ切り例で、伏兵激走の余地は残る。GⅠ・GⅡ帰りの実績馬と、関屋記念やマイラーズC上位経験馬を重ねて評価したい。