みやこステークス
推奨馬
レース傾向分析
みやこステークスは秋に京都ダート1800mで組まれる古馬G3で、12月のチャンピオンズカップへの重要な前哨戦。パワーと持続力に加え、京都ダートの起伏に対応する折り合いが問われ、3歳上の本格化したダート路線の馬が顔を揃える。出走頭数は10〜16頭で、ハンデ戦ではなく別定戦として組まれる点も特徴。
良馬場での勝ち時計は1分49〜51秒台が標準で、ペースは35〜37秒台‐36〜37秒台のミドルからややハイ。前後半とも35秒台前半で流れる年もあれば、37秒台同士の消耗戦になる年もあり、年ごとの色合いがはっきりしている。2025年は不良馬場で1分47秒5の好時計が出るなど、ダートでは渋った馬場で時計が出やすい傾向もある。先行勢が押し切る年と差し馬が届く年が交互に訪れる印象。
最も象徴的なのは2021年のメイショウハリオ(浜中俊騎手、1分50秒8)で、その後JBCクラシックや帝王賞などダートG1を席巻した。2023年のセラフィックコール(M.デムーロ騎手、1分50秒9)、2024年のサンライズジパング(鮫島克駿騎手)も後にG1戦線で活躍しており、ここを起点にダート王者が続出する登竜門。2017年のテイエムジンソク(古川吉洋騎手)、2018年のケイティブレイブ(福永祐一騎手)のように交流G1馬がここを叩き台に使う例も多い。前走の上がりラップ、距離適性、京都ダートの実績を組み合わせ、チャンピオンズカップを見据えた本格派を軸に据える流れが定着している。
展開予想
14頭立てで逃げ候補が2頭。シゲルショウグンとレイナデアルシーラのテンの主導権争いから隊列が決まりそうだ。前を狙う組の中ではダブルハートボンドが最も前で運んできた実績を持ち、すんなり好位を取り切る公算が大きい。逃げ・先行が9頭を占める並びからは、序盤から締まった流れを見込むのが自然だろう。前がやり合う流れになれば直線で脚色が一変する。中団から後ろの5頭にも十分にチャンスが巡る展開だ。過去10年の傾向でも差しが複勝率23.8%でトップ。展開想定と傾向の向きが噛み合う年だ。なお上がり最速馬の複勝率は88.9%と高く、終いの質が結果に直結しやすいレースでもある。