2025年 レース的中率
68.6%
アイビスサマーダッシュは中央競馬で唯一の直線芝1000m重賞で、新潟芝外回りの千直コースが舞台。出走資格は3歳以上の混合別定戦で、サマースプリントシリーズの一戦として組まれる。出脚一発で決まる超短距離戦らしく、毎年16〜18頭立てのフルゲートで激しい横並びになり、スタートの上手さと、最後まで止まらない地力が同時に問われる。コーナーを一度も曲がらないため、騎手の駆け引きより馬場と枠の有利不利がそのまま結果に直結しやすい。
良馬場限定でも勝ち時計は0分53秒7〜0分55秒台と幅があり、2025年ピューロマジック(ルメール騎手)は0分53秒7と直近の最速。馬場の外側、いわゆる「ラチ沿い高速ゾーン」に入れる外枠の馬が圧倒的に有利で、過去10年で勝ち馬の多くが外寄りからスタートを切っている。最初の3F32秒前後、上がり3F32〜33秒台前半というほぼ均一なラップを刻む形で、数字上はスローもハイもないため、わずかな失速差が着順を決める。
過去10年で印象的なのはオールアットワンス(2021・2023年・石川裕紀人騎手)の2勝で、いずれも0分54秒台のレコード級決着を演じた。ライオンボス(2019年・田辺裕信騎手)は0分55秒1で押し切り、ダイメイプリンセス(2018年・秋山真一郎騎手)は0分53秒8と本コース屈指の高速時計をマーク。一方、ピューロマジック(2025年・ルメール騎手)やモズメイメイ(2024年・国分恭介騎手)のように、4歳前後の上がり馬が古豪を退ける年も多く、波乱要素は十分に残る。枠順・千直経験・前走の上がり時計の三点を最優先に、ハンデの軽重よりもコース適性を重く見る組み立てが基本になる。
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | スコーピオン | 牡4 | 57 | 武藤雅 |
| 1 | 2 | ニシノコニャック | 牡6 | 57 | 菊沢一樹 |
| 2 | 3 | カフジテトラゴン | 牝6 | 55 | 戸崎圭太 |
| 2 | 4 | シロン | 牝6 | 55 | 国分恭介 |
| 3 | 5 | クムシラコ | 牡7 | 57 | 杉原誠人 |
| 3 | 6 | ピューロマジック | 牝4 | 55 | ルメール |
| 4 | 7 | ショウナンハクラク | 牡6 | 57 | 三浦皇成 |
| 4 | 8 | コラソンビート | 牝4 | 55 | 津村明秀 |
| 5 | 9 | ニシノトキメキ | 牝5 | 55 | 今村聖奈 |
| 5 | 10 | ウイングレイテスト | 牡8 | 58 | 松岡正海 |
| 6 | 11 | エランティス | 牝5 | 55 | 加藤祥太 |
| 6 | 12 | ファロロジー | 牝6 | 55 | 吉田豊 |
| 7 | 13 | テイエムスパーダ | 牝6 | 56 | 斎藤新 |
| 7 | 14 | キタノブレイド | 牡6 | 57 | 小林脩斗 |
| 7 | 15 | ブーケファロス | 牡5 | 57 | 菅原明良 |
| 8 | 16 | カルロヴェローチェ | セ5 | 57 | 丸山元気 |
| 8 | 17 | デュガ | セ6 | 57 | 江田照男 |
| 8 | 18 | モズメイメイ | 牝5 | 56 | 高杉吏麒 |